故・延藤安弘先生を偲んで



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[28] 延藤さんありがとうございました

投稿者: 益井博史 投稿日:2018年 3月31日(土)19時25分39秒 opt-183-176-107-128.client.pikara.ne.jp  通報   返信・引用

 ご案内いただいた「延藤安弘先生を偲ぶ会-おわりははじまり-」に残念ながら参加できません。なので、延藤先生が、京都大学の助手時代、ご指導いただいたり、時間を共にさせていただいた(私は、その中の最後半の時期でした)、あれこれを思い出されるままに記したいと思います。
 これまで、投稿された方の内容と雰囲気が随分異なりますが、ご容赦を。
 
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 延藤さんと数人で神戸市役所を訪れた時、EVに乗って6階のボタンを押すところを間違って誰かが5階のボタンを押したら、延藤さんが「4階と6階の間に誤解が生じましたね」と仰って、EVの中で笑いをこらえたこと。

 
 建築学会論文の追い込みで、ゼミ室で清書(当時は手書き)をしていた時、延藤さんがクラシック曲の口笛を吹きながら廊下を通りかかり、そのビブラートがものすごく、おかしくて笑いが止まらず、清書がしばらく中断したこと。
 
 須磨ニュータウン内の幼稚園の横を通りかかった時、園児の1人が「えんどうせんせいがきてはる」と言ったのを聞いてびっくりしたこと。
 
 修士論文指導で、「計画系の論文でも、ストラクチャーが大事なんや」と仰っていたこと。
 
 ゼミのレジメの下半分が埋まらなかったので、笠木透の「私の子供達へ」という歌の歌詞を書いていたら、延藤さんが興味を持ってくださり、ちょうど持っていたカセットテープで曲を聴いていただいたところ、後日、建築学科の図書室で事務をされていた奥様にお会いした際「レコードを買って、繰り返し繰り返し聴いている」と教えられて嬉しかったこと。
 
 大風邪で寝込んでしまい、あじろぎ横丁のグループインタビューに参加できず、やっと治り研究室でお会いしたら開口一番「ますい君、氷嚢して寝転んでいてでも、聞く価値あったで」と言われたこと。その後、体も心もあまり強くない私に、年賀状で「貴君の現状をひらくとっくみ合いに期待しています」と励ましていただいたこと。
 
 高知県庁に就職し、しばらくのこと。畠中智子・畠中洋行さんの行う、入居者等対象の県営住宅建て替え計画ワークショップの担当となり、洋行さんが延藤さんにワークショップの様子を話された際、延藤さんが「ますい君が担当やと、ワークショップがそんなに面白くなるんか」と言われた、と後で洋行さんから伝えられ喜びが子供のように込み上げてきたこと。
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 延藤さん、不出来な教え子なのに、様々なことを与えてくださり、本当にありがとうございました。教えていただいたことを直接にはほとんど実践できていませんが、「計画マインド」は忘れずに心の中に熾火のように持ち続けていたいと思っています。

 
 ご冥福を心からお祈りします。


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